生態系のメカニズムを応用する 2
熱帯林生態系の問題が、地球規模の問題になっているという点に注目すると、各国政府や伝統社会としてのローカルコミュニティーに問題を預けておいては、決して片付かないでしょう。
国際的な環境の中で問題を考えなくてはなりません。
日本政府が、たとえばタイあるいはフィリピン、マレーシア、インドネシア各国政府との間に何が出来るのかということも重要ですが、国際的な環境の中で論議していく必要があろうかと思います。
そのために、国連の各機関はひとつの場を提供しているのですが・・・
そういった政府機関、国連機関にお任せしてしまうのではなくて、わたしたち自身がひとりの民間人として、ひとりの研究者として出て行くということがもっともっとなければならないのではないかと思います。
そういう意味で、生態系管理計画の対象となるのは、地域社会、伝統文化、国家経済。
そしてさらには国際社会の中で論議していく必要があるということを申し上げておきたいと思うのです。